高千穂峰(敗退)

砂礫の飛ぶ尾根道
砂礫の飛ぶ尾根道

10月10日:九州の山旅、第2回は兄と女房の3人連れです。大阪南港から鹿児島志布志港まで「さんふらわ」の船旅。到着したその足で高千穂河原へと車を走らせました。台風19号の接近までは天気も何とかもってくれるだろうとの期待は見事にはずれ、山はガスと強風でした。それでも往復たかだか3、4時間の行程だからと、たかをくくって登りはじめたのですが、森林帯を抜けて御鉢にかかる辺りから、倒されそうなほどの突風。それだけならまだいいのですが、小石や砂がつぶてのように飛んでくるのです。顔や手の甲に当たって痛くてたまらず、天孫降臨ならぬ早々降参とあいなりました。