置塩城

2020年の初歩きは置塩城

図書館で借りて読んだ「中世播磨と赤松氏」(高坂好 著)に触発されて、

この一帯の山城跡を歩きたくなったからである

今から500年以上も前の遺構に触れながら行けば 

山もいっそう味わい深いものになっていく

 

コースは糸田からにした。歩いたことのない尾根を登り、20年ほど前に下った台所跡からの道を帰るコース

 尾根の道はまずまずの歩きやすさだったが、台所道のほうは荒れていて、沢の出合う中間部からわずかに昔の道が残るのみ

歳月は山も道も変えてしまう

ともあれ、初春のおだやかな初歩きとなった。まずは祝着

 

糸田の栢森神社から入り南条山西端のコブへ。急な山腹を下り、鞍部から置塩城本丸跡に出た。台所跡から糸田へ下る道は、廃道となっていた。

南条山からの下りは、尾根というより急な山腹で踏み跡も不明瞭。滑らぬよう、迷わぬよう苦労して下りついた鞍部で一息。昼食にした。風はなく、陽ざしが温かかい。こんな山が好きだ。

本丸跡から二ノ丸にかけての広い城域は5代100年に及ぶ後期赤松氏の隆盛を偲ばせる。1581年に秀吉によって廃城となり、当主則房は阿波1万石に国替え。それ以降、赤松氏が歴史の表舞台に立つことはなかった。