礼文水道横断シーカヤック

礼文水道のうねりの中で
礼文水道のうねりの中で

7月16日:朝起きるとまだ8m/sほどの西風が吹いていました。風は次第に収まる方向にあったので、ゆるゆると支度をして午前6時頃から漕ぎだしました。磯波が立っていたので、最初それに向かって直角に進み、風浪が一定になるあたりから北西に進路を転じました。わずか10㌔㍍ほど先の礼文の島影はかすんで見えなかったのですが、その輪郭がはっきりとしてくるとパドリングも力強くなります。約2時間半で礼文島南端の知床の村はずれに着けましたが、この日はビールを求めて宇遠内まで漕ぎ進むことになりました。