西表島シーカヤック(5)

流木に着けてビールを
流木に着けてビールを

11月9日:晴 南東の風 風速6~10m/sec 晴時々曇
祖納から右手に離島(パナリ島)を見ながら逆風をついて漕ぎ進んだ後、白浜に上がって町内見物。港の待合室のパネルを見て、離島にはかつて炭鉱があって楽園に思える西表にも暗い歴史の一面があることを知りました。マングローブの景観を楽しみながら仲良川を遡ると、いつしか汽水域を過ぎ、ヒルギにかわってアダンの木を見るようになります。カヤックの終点から歩いてナーラの滝まで行き昼食。帰りは船浮湾を横切って落水の滝へ行きたかったのですが、アゲインストの風が強く、あきらめました。方向を変えるとその風に押されてたちまち船浮の港へ。ここは船でしか来ることができない村で、ふなうき荘に泊まりました。この宿でのひと時は色々あって愉快でした。旅ではどんな人に会うかが大事なようです。