扇ノ山:上山(946m)

上山高原をくだる
上山高原をくだる

3月6日:ナカッタンとW君のプランにのせてもらい扇ノ山へ行ってきました。海上から道のない尾根を登る予定でしたが、村はずれの入り口で迷ってしまい、左馬殿道という石橋からの登山道にでてこれを上山高原までつめるという結果になりました。朝の雨はすっかりあがり、青下からの道をあわせて上山高原にでる頃には青空に。陽光にかがやく上山の白い丘にひかれてそこをすべってきました。ブナの芽吹きにはまだ早いのですが、木々の冬芽もふくらみ、つららからしたたり落ちる水滴が春への時を刻んでいるようでした。

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コメント: 6
  • #1

    yo4o3 (水曜日, 07 3月 2012 22:05)

    先日、阿瀬渓谷の手前にある、殿さまそばに行ってきました。
    山から降りてくるグループがいたので、山スキーかなと思っていたら、何かを引きずっていたので、よく見るとウリ坊二頭でした。親イノシシは取り逃がしたので、午後からまた狩りに行くと言っていました。
    奥神鍋近くまで行きましたが、平日のためか滑っている人はいなかったようでした。
    雪見に行きましたが、春の気配を感じました。帰りに猿尾滝に立ち寄りました。
    今年は、雪が多いので、まだまだ雪遊ぶができるのではないですか。
    存分に楽しんでください。

  • #2

    navi-o (金曜日, 09 3月 2012 10:13)

    殿さまそばって知りませんでした。味はいかがでしたか。

    今年は、害獣駆除のために狩猟期間が1ヶ月延長されているそうです。撃たれないように気をつけなくては。

    春山シーズンの幕開け、たのしみがいっぱいです。

  • #3

    はいかい (金曜日, 09 3月 2012 23:26)

     左馬殿道は、何度かMTBで走ったことがあります。そばと殿様つながりですが、かつて若桜藩城主の山崎氏が領内を視察するのに利用したことからその名が付いたようですが、そのうちの上山高原から麓の集落までの区間は放牧の牛が通った道で「牛道」とも呼ばれています。牛を高原までつれていくのは少年の仕事だったとのことで、「和製ペーター」(アルプスの少女ハイジの)だなと思いました。
     ところで先日、三朝の若杉山を滑りました。たたら製鉄の燃料調達のため山頂部が伐採され、後に牧草地として利用されました。中国山地にはたまに見られるパターンのようで、おそらく上山高原も同じようなことなんでしょうね。たたら場もあるし。そういうところは、スキーにも狙い目ですね。
     そういえば、播州の砥峰高原もたたらですね。去年そちらに大雪が降った時に滑りましたよ。あそこはススキが保護されて立ち入りが規制されているので、よっぽど雪が厚く積もったときでないと怒られそうです。この冬も大雪だったのかな。

  • #4

    tentrek (金曜日, 09 3月 2012 23:58)

    左馬殿道のいわれはそういうことだったのですか。私の先祖にも左馬守というのがいたようですが関係ありませんね。

    たたら関係の遺構や地名は中国山地ではいたるところに見られますが、砥峰もそうでしたか。その後は姫路の連隊の演習場、映画のロケ地とかわっていくのも面白い。峰山から砥峰へのスキーハイクには何回か行きましたが、最後に防火帯をすべってリラクシアにもどるのがたのしみです。

  • #5

    はいかい (土曜日, 10 3月 2012 18:31)

     「左馬允」という役職からきているようです。読み方は「さまのじょう」ですが、「さまのすけ」と書かれている文献もあったと思います。由来になった若桜城主山崎家盛は外様大名ということで、江戸時代の話ですが、平安時代からそんなような役職があったようです。機動力である馬を管理する部門の責任者のような役職だと思います。こういう話には門外漢で、付け焼き刃の知識なのでよくわかってません。
     峰山高原の防火帯は上から下まで標高差150m。スキー場ならなnでもない標高差ですが、スキー場以外だと滑りごたえがあります。暁晴山に向かって飛び込んでいくような感じも素晴らしいです。別の記事にコメントした大江山連峰鍋塚東尾根南斜面の伐採地大斜面は標高差200mで横幅も広く、峰山高原の防火帯を上回る規模です。また条件の良い時に再訪したいものです。

  • #6

    navi-o (日曜日, 11 3月 2012 23:06)

    門外漢であっても山に歴史や民俗の知識を加えて見ると味わいが増すように思います。

    スキー場と山とでは滑りごたえがちがいますよね。
    先だっての「くらます」もわずか100㍍ほどの標高差の伐採跡でしたが、十分に満足させてくれました。
    大江山には今日また雪が降っていることでしょう。再訪してみたいですね。