2012/12/17
山に行けない日がつづいています。時間がないわけではなく、ただ、そういう気分になれないだけなのです。屋移り、母の急逝、短いあいだのめまぐるしい変化が、私の日常と平常心を狂わせたのかもしれません。心が満ちていなければ、山への発意もないものだと気づかされました。所在なく裏庭のベンチに腰かけて本を読んでいると、あたたかい初冬の陽ざしと丹生山の山並みがなぐさめとなります。そろそろ再始動をと考えますが、こうしたからっぽの気持ちをだいてもうしばらくすごそうかとも思います。今はそういう時が与えられているのですから。